水前寺公園4.3
水前寺公園は17世紀に造園された池泉回遊式の庭園で、巨大な池の水はわき水を使っている。庭園は全体として、江戸(東京)と京都を結んでいた東海道五十三次をテーマとした風景を描き出している。中心の池は、日本最大の湖である琵琶湖を意味し、小さな丘は誰の目からも富士山とすぐに理解できる。庭にはいたるところで水が湧き出している。 この庭園のある熊本市は、在住する100万人の水道供給がすべて阿蘇山から流れる地下水でまかなわれている都市として有名だ。この庭園の「水前寺」という名称は、古代にここにあったお寺に...